杉内 年俸据え置き5億円でサイン 来季は200イニングが目標

[ 2014年12月22日 17:42 ]

契約更改を終え笑顔を見せる杉内

 来季が4年契約の4年目となる巨人の杉内俊哉投手(34)が22日、東京・大手町の球団事務所で契約更改交渉を行い、年俸据え置きのため5億円で更改した。

 「あと14勝で通算150勝なので、来年はそれを達成したい。200イニングは1回も達成したことがないので、そこを目指したい」と来季の目標を掲げた。

 今季はチームでただ一人、先発ローテーションを守り抜き、10勝6敗、防御率3・16。3年連続2桁勝利を達成し、チーム最長の159回1/3を投げ抜いたが「イニング数は少ないし、10勝で終わってしまったのは少ないと思う。(先発ローテーションを守ったのは)最低限、ぎりぎりです」と反省の言葉を並べた。

 来季は4年契約の最終年となる。すでにキャッチボールは50~60メートルの距離で投げているという。来季に向けて、新球種習得についても「色々考えながらやりたい」と意欲を示している。

 「年々(勝利数は)12、11、10と減っているし、14、15という数字で終われれば。(チームに)絶対的な部分は必要だと思うので、その1人に入りたい」。

 開幕投手についても「目指していきたいと思いますけど、1年間ローテーションを守れればという思いがある。キャンプ初日からブルペンに入れるだけの体作りをやっていこうと思います」と闘志を燃やした。 

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