虎ドラ1横山 能見フォーク習得へ意気込み「聞いて盗みたい」

[ 2014年12月22日 08:30 ]

能見の決め球フォーク習得に意欲を見せた横山

 ドラフト1位・横山(新日鉄住金鹿島)が能見のフォークを完全習得するべく意気込んだ。先日に能見が送った「聞かれる分には答えるよ。握りも教える」との言葉に、すぐさま反応した。

 「プロを代表する投手の1人で、そういう方が指導してくださるのは自分にとって本当にプラスの環境。敏感になって、聞いて盗んでいきたい」

 フォークは「プロに入って一番必要だと思う」と課題に挙げている球種だ。最速151キロの直球やカーブに比べて発展途上。「能見さんは、いいフォークを投げる方なので。フォークであれだけ腕を振られている」と極意を学ぶつもりだ。

 能見はウイニングショットとして駆使し、幾多の「K」を積み上げてきた。横山がその軌道をマスターできれば、1年目の飛躍の大きな支えになることは間違いない。

 能見は映像で横山の投球をチェックしているという。それを伝え聞くと「気にかけてくれているのはうれしい。阪神さんに(ドラフト)指名をもらってから(能見を)意識はしています」と顔をほころばせた。背番号15はエースを追いかけ、たくましくなっていく。

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2014年12月22日のニュース