メッセが契約「来季も阪神ファンの前で投げることができる」

[ 2014年12月15日 05:30 ]

テネシー州のノックスビル空港内のホテルで来季の選手契約を締結したメッセンジャー

 阪神は14日、ランディ・メッセンジャー投手(33)と来季契約を締結したことを発表した。昨年オフに総額5億円で2年契約を交わしていて既定の手続きながら、今季最多勝と最多奪三振の2冠を獲得した助っ人の来季残留が正式に決まった。

 米国時間13日(日本時間14日)にテネシー州ノックスビル空港内のホテルで球団担当者と会い、正式に来季契約を終えたメッセンジャーは在籍6年目を迎える喜びを真っ先に表した。「来季も阪神ファンの前で投げることができるのが一番うれしい。ずっと熱い応援をもらっているし、そのことが自分にとっては大きな励みになっている」。今季は球団史上3人目の甲子園3戦連続完封勝利を達成。クライマックスシリーズと日本シリーズの両方で開幕投手を務めるなどエース格の活躍を演じた。

 先発ローテに定着した11年から4年連続2桁勝利を挙げるなど安定感は抜群。「プレーオフで阪神タイガースが成し遂げたことは来季へ大きな自信になると思う。まずはローテーションをしっかり守り、登板した時にはチームに勝つチャンスを与えられるように最大の努力をしていきたい」。10年ぶりのリーグ優勝を目指す来季も虎投の中核を担う決意を示した。

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