ヤクルト 田中浩「急に思いつきました」進塁打の少年に特別賞

[ 2014年12月14日 19:01 ]

「第5回田中浩康カップ」閉会式で、優勝した新富少年スポーツ団に優勝旗を手渡すヤクルト・田中浩(左)

 ヤクルトの田中浩康内野手(32)が14日、千葉県柏市内で行われた自身が主催する野球大会「第5回田中浩康カップ」の閉会式に出席した。

 決勝戦を観戦した田中浩は、閉会式のあいさつで「1つ伝えたいことがあります。野球はチームプレーということです。個人成績は確かに大事で大前提ですが、その中でチームでプレーするという意識を常に持って欲しい」と少年たちに語りかけた。

 決勝戦で最終回1点ビハインドの無死二塁から二ゴロを打ち走者を進塁させ、逆転劇へとつなげた少年を、閉会式では特別賞としてサプライズ表彰。自身の打撃グローブを賞品として授与した。田中浩は「まさにチームプレーだなと思ったし、ベンチが盛り上がっている光景もよかったから。(表彰することを)急に思いつきました」と笑顔。

 第5回大会を無事に終え「まさか5回もいくとは思わなかった。小学生のいい思い出になってくれればいいし、僕も毎年の楽しみにしたい」と話していた。

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2014年12月14日のニュース