荒木大輔氏、谷沢氏らが147人が受講 大学での指導目指し研修会

[ 2014年12月14日 05:30 ]

学生野球資格回復の研修を受けた谷沢氏

 プロ野球経験者が高校、大学で指導する資格を短期間で回復するためのアマチュア側による研修会が13日、都内で行われた。

 ヤクルトなどで活躍した荒木大輔氏(50)や東大で特別コーチを務めている谷沢健一氏(67)、前西武監督の伊原春樹氏(65)ら147人が約7時間にわたって学生野球憲章の基本原則や体罰禁止などの講義を受けた。荒木氏は「(学生野球界に)恩返しをしたい。許されるなら全国の高校に行きたい」と指導に意欲を見せ、谷沢氏も「(2020年の)東京五輪で野球・ソフトボールが復活しても、それ以降も若い人が視野を広げて日本の高校、大学のみならず欧米でも野球の心構えを説いてほしい」と話した。既にプロ側の日本野球機構(NPB)による研修を済ませた今回の参加者は、14日で座学を終える。来年1月の日本学生野球協会の適性審査を経て資格回復が認められる。

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2014年12月14日のニュース