中日・森ヘッド「変わった変化球がある」 ドミニカン右腕獲得へ

[ 2014年12月12日 08:06 ]

 中日が来季の新戦力としてドミニカ共和国出身で、今季は台湾リーグでプレーし、現在は母国ウインターリーグに出場中のアマウリー・リバス投手(28)を獲得することが11日、分かった。この日に帰国した森繁和ヘッドコーチ(60)が現地で交渉し、この日までに合意に達した。

 リバスは1メートル88の大型右腕。剛速球タイプではないが、ドミニカンらしい独特の変化球を武器に投球を組み立てる。森ヘッドコーチは「前から見ているが、2年前に手術して変わってきた。150キロ以上投げる投手じゃないけど、変わった変化球がある」と評価した。

 10月末に森ヘッドが視察に出発し、すでにキューバ出身の左腕・バルデスとドミニカ人の左打ちの外野手・ナニタの獲得が内定。メジャー実績豊富な大物獲得はならなかったが、左右の先発投手と外野手一人という狙い通りの補強は完了した。

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