勝負強さ追及へ…丸“G叩き”来年こそ!9000万円でサイン

[ 2014年12月10日 05:30 ]

契約更改交渉を終え、取材を受ける丸

 広島・丸佳浩外野手(25)が9日、マツダスタジアムで契約更改交渉に臨み、3900万円増の9000万円(金額は推定)でサインした。今季は打率・310、19本塁打、67打点と打撃3部門で自己ベストを更新したが優勝には届かず。球団からは、24年ぶりのリーグ制覇に向け、巨人戦での得点圏打率アップを求められた。

 現状に満足はない。初めて全試合出場を果たし、飛躍を遂げた今季。1年を通して試合に出続けたからこそ、足りない部分を理解することができた。24年ぶりのリーグ優勝を狙う来季。丸が追求するのは勝負強さと、したたかさだ。

 「悔しいシーズンでした。シーズン前半は投打の歯車がすごくかみ合っていたけど、後半戦、大事なところで勝ち切れなかった。そこに上位チームとの差を感じた」

 越えなければならないのが巨人の壁だ。今季は得点圏打率・304を記録したが、巨人戦では同・226で東京ドームに限れば・100まで下がる。特別な苦手意識はないが、結果を残せなかった実感は残った。

 「力が入ったのかは分かりませんが、大事なところで打てなかった。逆に巨人の主力選手には“ここ一番”で打たれたイメージがある。そういうところが大事だと思う」
 巨人は3割打者が1人もいなかったが頂点に立った。必要なものは、勝敗を分ける局面での効果的な一打だと痛感した。

 契約更改交渉では、5100万円から76%アップの9000万円で一発更改。25歳の中心打者に対する、球団の期待も大きい。交渉にあたった鈴木清明球団本部長も「素晴らしい成績だったが、中軸打者なら得点圏で結果を出してほしい。そういう思いで、あえて課題とした。彼の打てる、打てないでチームの勝敗が変わってくる」と、巨人戦での得点圏打率向上を強く求めた。

 リーグ3連覇中の巨大戦力を倒し、チームに悲願をもたらす。その原動力は丸以外にはいない。2年連続フル出場を目指し、オフは90キロの体重を維持しつつ、筋肉の質の強化に取り組む。

 「ヤマ場とか、大事な場面というのを自分の中で感じ、重圧を感じずにパワーに変えることが必要」

 来季8年目。着実に実績と経験を積み重ね、中心打者へと成長した丸がチームの命運を担う。

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