中日・大島また保留…年内3度目交渉も平行線濃厚、調停も

[ 2014年12月6日 05:46 ]

2度目の契約を保留し会見に臨む大島

 中日・大島洋平外野手(29)が5日、名古屋市内で2度目の交渉に臨んだが、前回と同じ1775万円増の7400万円の球団提示を再保留した。

 落合GMが不参加の中、約1時間の話し合いも両者に歩み寄る姿勢は見られない。

 「希望額の9000万円を伝えたが、7400という数字は変わらない感じだった。2位、3位なら9000万円に行くと言われたが、4位だからということだった」

 1度目の交渉では、昨年の落合GM就任後、中日の選手で初めて保留。今回は、自身と同程度の成績を残した過去の選手のアップ率などを示して上積みを求めたが、前回は実質的な交渉相手だったGM不在では話がまとまるはずもなかった。

 「GMが出てきても金額が変わることは一切ない。次回も私がやる」と西山球団代表。年内に3度目の交渉を行うがこのまま平行線が濃厚で、年俸調停にもつれ込むことが現実味を帯びてきた。

続きを表示

2014年12月6日のニュース