阪神 中島獲りへ条件上方修正!「金子資金」も回す

[ 2014年12月1日 05:55 ]

アスレチックスからFAとなった中島

 あるぞ“上積みスパート”!阪神が獲得を目指しているアスレチックスからフリーエージェント(FA)となっている中島裕之内野手(32)との交渉において、条件面の上方修正を視野に入れていることが30日、分かった。この日で中島の古巣・西武に対する補償金支払い期限が終了。1日から佳境を迎える様相を呈している中島争奪戦を、ラストスパートで一気に制したいところだ。

 すでに「条件」という名のボールは、先方に投げかけてある。ただ、それは必要に応じて柔軟に対応する“変化球”だ。今オフの最重要補強ポイントに位置づける中島を口説き落とすためなら、猛虎は可能な限りの誠意を示す構え。球団幹部も「二の矢」をつがえる。

 「とにかく、先方には条件を提示してありますからね。あとは相手がどう言ってくるか。もちろん、(条件面の)再考の余地はあります」

 すでに「第1投」で猛烈アタックをかけているが、それをどう受け取るかは相手次第。阪神が提示した条件が競合他球団に見劣りしていたり、中島サイドにとって不満のあるものであれば…。彼我の「差」を埋める努力をするのは、交渉ごとでは当然の姿勢だろう。

 そこでラストスパートをかける。11月末日のこの日をもって、国内球団が中島を獲得した場合に生じる古巣・西武への補償金支払い期限が終了。1日から中島は正真正銘のフリーとなる。阪神は古巣を気にすることなく合意できる状況を迎えた。中島サイドが12月10日前後の決着を望んでいるという情報もあり、交渉は一気に佳境へと突入する様相を呈している。ここで条件の上方修正による“上積みスパート”をかければ、一気に中島のハートを射止められるかもしれない。

 他球団に負けない条件とは…。西武は「3年総額8億円」の条件を提示しているとされるが、阪神は「第1投」から西武以上の条件を投げかけているもよう。その上で、中島の代理人であるスコット・ボラス氏の出方次第で、さらなら金額、年数など諸条件の上積みを検討しよう―というわけだ。

 相場として考えられる条件は「ベース年俸3億円以上」「契約年数3~4年」規模か。いずれにしろ西武以外にも争奪戦に参戦していると見られるオリックス、中日、DeNAなどの競合球団を凌駕する条件を提示できれば、“恋人”を口説き落とせる可能性は高くなる。そのために条件見直しの準備も進めている。

 資金面にも、不安はない。すでに日本ハム・宮西獲得のため準備していた資金が休眠状態。加えて、獲得を検討中のオリックス・金子も残留濃厚となった現状を受け、その資金も中島の獲得交渉に回せる可能性が出て来た。もちろん上積みにも限度はあり、相応の数字がある。ただ、中島争奪戦だけは譲れないことも、また事実だ。

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