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江夏氏 藤浪にタイトル奪取指令「もっと大きく育って」

江夏氏(左)と話す掛布DC

 阪神OBの江夏豊氏(66)が、来春の沖縄宜野座キャンプで臨時投手コーチを務めることが29日、正式に決まった。この日、大阪市内のホテルで開催された「阪神タイガースOB会総会」に初めて出席。球団から正式要請され、快諾した。通算206勝、193セーブの「レジェンド」は、藤浪に来季のタイトル奪取指令を出し、経験を踏まえた全ての「引き出し」を伝授する構えだ。

 猛虎の未来のために「レジェンド」が立ち上がった。OB会総会に初めて出席した江夏氏は「そういう流れだから、流れに逆らうわけにはいかない。80周年の歴史はすばらしい。大事な節目にお手伝いできれば光栄」と笑顔を見せた。

 やるからには、とことんやる。今季11勝を挙げ、2年連続2桁勝利をマークした藤浪に「彼はタイガースだけじゃなく、リーグ、野球界の宝。もっと大きく育ってほしい」とエール。続けて「今は10勝くらいでデカイ顔ができる。(今季の)最多勝も13勝。今年は(藤浪は)11勝か。もうちょっと勝っておけば、最多勝だった。タイトルを狙えるようなピッチャーに育ってもらいたい」と、かつての大エースは、猛虎の次なるエースにタイトル奪取指令を出した。

 現役時の江夏氏は1968年(25勝)と73年(24勝)の2度、最多勝を獲得。69年には最優秀防御率のタイトルも獲得した。当時、連盟表彰はなかったが、日本記録であるシーズン401奪三振など最多奪三振も6度記録。リリーフ転向後も最優秀救援投手に5度、輝いた。実働18年間で通算206勝(158敗)193セーブを誇る。

 「しょせん、自分も野球人。グラウンドに立って、ピッチャーの投げたボールが捕手のミットに吸い込まれる音を聞けば血がみなぎってくる」

 左右の違いはあるが、数多くの栄冠を獲得したタイトルホルダーが日本を代表する投手に成長するであろう藤浪に、来春のキャンプで、自らが持つすべてを惜しみなく伝えることは間違いない。中村勝広GMも「超一流の域。すべてのピッチャーにいいチャンスになる」と期待を寄せる。

 江夏氏は「実際にボールを投げているところを見ないとね。その日まで楽しみにしている。一番大事なのは邪魔をしないことだけど」と最後は控えめに話し、笑った。来年1月31日に沖縄入りし2月7日まで指導にあたる予定。球団創設80周年の節目の年。猛虎のさらなる発展を願う思いが、魂の伝授へとつながる。

[ 2014年11月30日 05:30 ]

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