岩村がBC福島兼任監督就任会見「福島の人が笑顔になれるように」

[ 2014年11月28日 10:43 ]

BC福島の選手兼任監督会見を行った岩村

 独立リーグ、ルートインBCリーグに来季から参入する福島ホープスの選手兼任監督に就任する岩村明憲内野手(35)が28日、福島県庁で記者会見を行った。

 会見で岩村は「福島では大変な思いをしている人がまだまだいる。小野GMから話を頂き、福島の人が笑顔になれるように協力させてもらえたら」と、選手兼任監督を引き受けた理由を話した。

 さらに「ゼロからのスタートで、まずは地域に認めてもらえるチーム作りをしたい」と意気込みを示した。選手としてもプレーすることになるが「感謝している。チャンスをもらった。自分の力を振り絞って、福島のためになれるよう頑張りたい」と新たな挑戦の抱負を語った。

 この日新潟で行われるリーグのドラフト会議にも出席する。

 岩村選手兼任監督は宇和島東(愛媛)から1996年ドラフト2位でヤクルト入りし、2007年にデビルレイズ(現レイズ)へ移籍。06、09年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では日本の2連覇に貢献した。楽天を経てヤクルトに復帰した今季は39試合の出場にとどまり戦力外となった。日米通算成績は出場1602試合で、5583打数1585安打、打率・284、209本塁打、732打点。

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2014年11月28日のニュース