久保は現状維持「しつこい」内海とグアム自主トレで追い込む

[ 2014年11月26日 16:02 ]

 巨人・久保が26日、東京・大手町の球団事務所で契約更改交渉を行い、現状維持の年俸5000万円で更改した。

 2011年後半、守護神に定着も同年オフに右股関節手術。12年5月に右肘じん帯再建手術を受けた。復帰した13年6月以降も2軍生活が続いたが、プロ12年目の今季は5月21日の西武戦(西武ドーム)で11年9月11日の広島戦(東京ドーム)以来、983日ぶりの白星を挙げるなど復活。48試合の登板で4勝4敗、防御率4・73、11ホールドをマークした。

 「手術の影響もあってなかなか調子の波があったなかでいっぱい投げさせてもらえた。今年の経験を来年に生かしたい」と話した。

 オフは内海組のグアム自主トレに参加し、猛練習で自身を追い込む決意だ。報道陣から参加の経緯について問われると「単純に内海が毎年しつこく誘ってくれるので。今年は特にしつこかった。本当は暑いの苦手なんですけど」と笑いを誘い、「残りの野球人生、あと何年できるか分からない。僕も自分に厳しくそういう環境に身をゆだねてみるのもいいかな、と。50~60試合投げさせてもらえるようになれば、成績も必然的についてくる」と中継ぎでのフル回転を誓った。

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2014年11月26日のニュース