ポスト里崎は“いいマスク” スカウトもほれぼれの藤原竜也似

[ 2014年11月26日 05:30 ]

イケメンぶりが話題の創価大・寺嶋

 「イケメン過ぎる捕手」が、ポスト里崎に名乗りを上げた。ロッテからドラフト4位で指名された創価大の寺嶋寛大捕手(22)が25日、都内で入団交渉を行い、契約金4000万円、年俸1000万円で契約。1年目からの正捕手獲りを誓った。

 「里崎さんが引退して、若いチームなので、チャンスだと感じている。伊東監督の下で一から勉強させてもらう。1年目から1軍の試合に出て、頭ひとつ抜け出したい」

 1メートル84の長身に驚くほどの小顔。ロッテのユニホームを身にまとうと、端正なマスクがさらに映えた。俳優の藤原竜也に似ていると言われるそうだが、それも納得。あるスカウトが「捕手だけどマスクをかぶらせるのがもったいない」と真剣に悩むほどだ。伊東監督も「ビジュアルはプロ野球選手にとって絶対に必要。カープのように“マリーンズ女子”が増えてほしい」とスター候補の加入を喜んだ。

 球団内では早くも「広告塔」としてのプランが持ち上がっている。観客動員数は2年連続で12球団ワースト。球団関係者は「寺嶋にはいずれロッテ製品のCMにも出演させたい。間違いなく女性から人気が出る。1年目から女性ファン向けのイベントで一役買ってもらうことになる」と集客力アップのキーマンとして期待を寄せている。

 そのためには、ビジュアルだけでなく選手としての実力も不可欠だ。寺嶋の座右の銘は「世界一」。父・賢治さん(51)から「世界一になれ」と言われ続けてきた。「いつかWBCに出たいですね」。今季限りで引退した里崎氏は第1回WBCで世界一の捕手となった。その系譜を継ぐ「イケメン過ぎる捕手」の野望は果てしなく大きい。

 ◆寺嶋 寛大(てらしま・かんだい)1992年(平4)10月12日、東京都生まれの22歳。静岡・興誠から創価大に進み、1年秋から正捕手。3年秋に打率.432で首位打者。4年春は4番を務め、MVPと打点王の2冠と東京新大学リーグ6連覇に貢献した。14年ドラフト4位でロッテ入団。二塁送球1・9秒台の強肩が魅力。1メートル84、84キロ。右投げ右打ち。

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