好条件準備も…楽天 手術決断・金子の詳細見極め判断へ

[ 2014年11月26日 05:30 ]

報道陣の取材に応じる金子

 オリックスから国内FA宣言した金子が前日に大リーグ移籍断念を表明したことを受け、この日正午すぎに、楽天の安部井寛チーム統括本部長が報道陣に対応。「どれだけ自分たちが金子投手を欲しいかを表現できる条件を出したい。オファーする準備を進めたい」と争奪戦に参戦することを明らかにした。

 ところが夜になって金子が近日中に右肘手術を受けることが判明し、再び慎重な判断を迫られることになりそうだ。

 ただ、今季は昨年の日本一に貢献したエース・田中(現ヤンキース)が抜けた穴を埋めることができず最下位に低迷。則本は今季14勝を挙げたが、夏場には一時中継ぎに回るなどシーズンを通しての安定感を欠いた。絶対的エースの獲得は最重要課題。右肘の状態など詳細を見極めた上で金子獲得に動くとなれば、オリックスにも劣らない好条件を用意する方針だ。

続きを表示

この記事のフォト

2014年11月26日のニュース