緒方監督 来季は「常昇魂」…常勝+上昇=日本一勝ち取る

[ 2014年11月24日 05:30 ]

就任のあいさつをする緒方監督

 広島は23日、マツダスタジアムで「2014カープファン感謝デー」を開き、来季のキャッチフレーズ「常昇魂(じょうしょうだましい)」を発表した。「常勝」と「上昇」を組み合わせ、緒方新監督のもとで常勝チームへの道を歩む…という意味を込めた造語。指揮官は「若手が多い今のチームにピッタリ」とし、ファンに「来季はリーグ優勝、日本一を勝ち取りたい」と宣言した。

 秋晴れの本拠地に集まった大観衆の前で、大瀬良が両手で高々とボードを上げた。そこには「常昇魂(RED RISING)」の文字。24年ぶりのリーグ制覇を狙う2015年への決意を示した新キャッチフレーズだ。緒方新監督は言う。

 「今のチームにピッタリの言葉。中堅もいるけど、若い選手が多い。彼らが勢いを付け、昇って行ってくれれば、チームの力になってくる」

 「常勝」と「上昇」を組み合わせた造語。新指揮官のもとで常勝チームへの道を歩みながら、チーム順位も選手の個人成績も常に高みを目指す。同時に、魂あふれるプレーで観る人の心を熱くさせる―。そんな決意をキャッチフレーズに込めた。

 ロゴは、「常昇魂」の3文字の中に隠れた「red」を炎の赤色で浮かび上がらせ、その上部にある燃え上がるボールが「日の出」に見えるような工夫を加えつつ、新しい時代の到来を告げるデザインに仕上げた。

 「赤道直火(せきどうちょっか)」のスローガンを掲げて臨んだ2014年。序盤は投打がかみ合って首位を快走し、王道ならぬセ界の赤道(中央)を火のように突き進んだが、最後までは続かなかった。2年連続でクライマックスシリーズ(CS)に進出したとはいえ、Vを逸し、19年ぶりの2位すら逃した。

 その悔しさを忘れることなく、2年連続CS進出の勢いを持続する。そんな意味も「常昇魂」には込められている。発表役を務めた大瀬良は「今年の3位は悔しい。チームにも自分にとっても、力になるフレーズだと思います」。自身は1年目に2桁10勝。だからと言って満足せず、もっと上を目指す思いは強い。

 ファン感謝デーのフィナーレ。大歓声の中でマイクに向かった指揮官は「監督としてチームを指揮する緒方です。覚悟を持って臨みたいと思います」とあいさつ。さらに「2015年3月27日、ここマツダでの開幕戦をしっかり迎え、リーグ優勝、日本一を勝ち取りたい」と力強く宣言した。

 選手個々の力を上昇させ、常勝チームへ。24年ぶりの頂点を目指す新指揮官とナインの奮闘に期待が高まる。 

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