レイズ新監督候補を3名に絞る あのベテラン選手の名も

[ 2014年11月22日 13:30 ]

アスレチックス戦の5回、先制ソロを放ち、ベンチに迎えられるロイヤルズ・イバネス (AP)

 現地メディアは21日、レイズが今オフに辞任したマドン監督の後任として10名の候補者の中からケビン・キャッシュ氏(36)、ドン・ワカマツ氏(51)、ラウル・イバネス(42)の3名に絞り込んだと伝えた。

 「チームを正しく評価するマルチネス・ベンチコーチの内部昇格も考えたが、最終的に外部の声を注入することがチームにとって有益であると判断した」。シルバーマン編成部門取締役はそう語り、「彼らがどんな考えを持っているのか楽しみ」と12月1日に予定している最終候補3名との会談を心待ちにしているようだった。

 キャッシュ氏は現役時代、捕手として活躍。メジャー通算8年でレイズを含め5球団を渡り歩いた。12年に現役引退後はブルージェイズのスカウトを経て、ここ2年はインディアンスのブルペンコーチを務めていた。

 ワカマツ氏は今季、ロイヤルズのベンチコーチを務め、ヨースト監督の右腕としてチームの29年ぶりとなるワールドシリーズ出場を陰で支えた。09年から約1年半、マリナーズで指揮を執り、最終候補者3名の中で唯一、メジャーでの監督経験がある。

 イバネスはメジャー通算19年で2034安打、305本塁打を記録しているベテラン選手。今季はシーズン途中からロイヤルズに加入し、チームの躍進に一役買った。

 レイズは今季終了後にマドン前監督が退団し、カブスの監督に就任。監督候補として上記3人に加え、通算2340安打で野球殿堂入りしている50歳のラーキン氏、フィリーズなどで活躍した44歳のグランビル氏ら計10人を上げていた。

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2014年11月22日のニュース