日テレ今村氏が侍ジャパン事業会社社長　「家政婦のミタ」制作も

会見の後に握手をする（左から）春田真・オーナー会議議長、今村司・ＮＰＢエンタープライズ社長、熊崎勝彦コミッショナー

　１２球団のオーナー会議と日本野球機構（ＮＰＢ）の社員総会が２１日、都内で開かれ、侍ジャパン事業の拡充を目的に７日に発足した事業会社「ＮＰＢエンタープライズ」の社長に、日本テレビのスポーツ局長代理兼スポーツ事業推進部長の今村司氏（５４）が就任することを承認した。来年１月１日付で、任期は２０１７年に予定されている第４回ワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）まで。現在は熊崎勝彦コミッショナーが兼務している。

　今村氏は東大卒で１９８５年４月に日本テレビ入社。スポーツ局で野球中継、箱根駅伝中継などに携わり、編成局プロデューサーとして「ザ！鉄腕！ＤＡＳＨ！！」など人気番組を担当。制作局ドラマセンター長としては「家政婦のミタ」などを制作。今村氏は「野球は日本最大で最高のスポーツ。現状を直視して皆さんが喜ぶようなコンテンツにしていきたい」と抱負を語った。