相川「迷いはしたけど、一線で戦いたい」巨人入り表明

[ 2014年11月22日 05:30 ]

FA宣言していた相川(中央)はヤクルト球団に移籍の意向を伝えた後に巨人入りを表明した

 ヤクルトからFA宣言した相川亮二捕手(38)が、巨人入りを表明した。都内のヤクルトの球団事務所を訪れ、巨人に移籍する意思を伝えた相川は「迷いはしたけど、プロ野球選手として一線で戦っていきたいという気持ちが勝ってしまった」と決断の理由を説明した。

 今季は24歳の中村の台頭もあり58試合の出場にとどまった。それでも「若い選手に押し出された格好ですけど、まだまだやれる自信はある」と巨人での正捕手確保へ向け意欲を示した。すでに巨人からは1年契約で年俸6000万円前後、背番号23を提示されている。21年目となる来季に向け「20年やってきて優勝経験がない。チャンスがあるチームに行けるので、その目標にまい進するしかない」と意気込んだ。

 入団の意思を伝えられた巨人・原沢敦球団代表兼GMは、阿部が一塁手に転向することが決まっていることもあり「彼の経験が来季、阿部君の穴を埋める意味で大きな役割を果たすと思う」と喜んだ。DeNAからFA宣言した金城とも入団で基本合意しており12月上旬に2人そろって入団会見を行う。

 ▼ヤクルト・衣笠剛球団社長 将来的には指導者の立場と思っていた。行く以上は、正捕手になれるように頑張ってくれと伝えた。

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2014年11月22日のニュース