緒方監督 丸に辛口祝福「侍では役立ってない」もっと上を!

[ 2014年11月21日 05:30 ]

ノックバットを振る広島・緒方監督

 広島・緒方孝市監督が、ベストナインを初受賞した丸を手厳しく!?祝福した。現役当時に付けた背番号9の後継者として求めたのは妥協のない鍛錬。来春へ向けて「もう一回、強化選手に指定しようか」とまで言い放った。

 広島外野手では04年の嶋(現西武2軍守備走塁コーチ)以来の栄誉という吉報に顔では笑いながら、口から出たのは真逆の言葉だ。「侍ではひとつも役に立っていないのにねえ…」。コーチの立場だった今季まで攻守両面で熱い指導を向けてきた愛弟子。「名誉なこと」と喜びつつも満足してほしくはなかった。

 「23日(ファン感謝デー)に会うからロッカーに張り紙をしておこうかな。『帰塁をしっかりやりなさい』と。けん制で刺されてたよね。守備でお見合いもあったし、打撃でも走者三塁の場面で還せなかった」。日米野球で目に留めた反省点を次々に並べた。

 「2月1日からしごくよ。ベストナインやゴールデングラブ賞を獲ったら、それに相応しい選手にならないといけない。獲れば意識が変わる。当たり前のこととして獲り続ける選手になってほしい。まだ年も若いんだから鍛えていくよ」

 丸は昨季からの広島躍進の象徴的存在と称えられる一方、優勝を目指す来季以降は中心選手として責任も重圧も増加することは確実。さらなる成長を求めたメッセージは新監督の期待の裏返しだった。 (友成 貴博)

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