小久保監督、選手に感謝…代表の自覚促し“貪欲”に勝利追求

＜侍ジャパン・ＭＬＢ＞５回無死一塁、小久保監督は丸の右越え三塁打で生還した菊池を迎える

「２０１４　ＳＵＺＵＫＩ　日米野球」親善試合 侍ジャパン６―４大リーグ選抜

（11月20日 沖縄セルラースタジアム）
　侍ジャパンの小久保監督は宣言通りに親善試合でも勝利にこだわった。１点リードの８回無死一、二塁。今宮がバント失敗で１死一、二塁となったが、再び小林に送りバントを命じた。これでチャンスを広げ、この回に３得点で試合を決めた。「フリーに打たせたい気持ちもあったが、併殺では完全に相手に流れがいくと思った」。

　レギュラーシーズンを終えた選手にはすぐ日米野球で使用する大リーグ球を手渡し、調整と代表としての自覚を持つよう強く求めた。「彼らの準備のたまもの。この時期まで野球ができる身体の強さと意識の高さ。そこに感謝したい」と勝ち越しの要因を挙げた。