37歳藤井 2Kで最後のアピール「また見てほしい」涙の訴え

[ 2014年11月21日 05:30 ]

<第2回トライアウト>全盛期を思わせるダイナミックなフォームで投げる藤井

 戦力外選手を対象とした14年度第2回12球団合同トライアウトが20日、川崎市のジャイアンツ球場で行われ、18選手が参加。前DeNAで最年長37歳の藤井秀悟投手が打者4人を相手に2三振を奪う投球を見せた。

 この日、一番の歓声を受けた左腕。直球は133キロ止まりだったが、得意球のチェンジアップで2つの空振り三振を奪った。59人が参加した9日の第1回トライアウトでは打者4人に2四球。「悔いが残る内容で諦めないといけないなと思ったけど、チャンスがあるなら受けないといけないと思った」と最後のアピールを行った。ルートインBCリーグからの誘いはあるが、NPBでのプレー続行を希望。「まだ野球をやりたいという純粋な気持ち。また、みんなに見てもらいたい」と目に涙を浮かべて訴えた。

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