野間“緒方魂”受け継ぐ!背番「37」にうれしさと緊張感

[ 2014年11月20日 05:30 ]

仮契約を終え、開幕一軍に意欲を見せる野間

 広島からドラフト1位指名された中部学院大・野間峻祥(たかよし)外野手(21)が19日、岐阜市内のホテルで入団交渉に臨み、契約金1億円プラス出来高払い5000万円、年俸1500万円で仮契約を結んだ。晴れて入団が決まり、「プロになる実感が湧いてきた」と表情を引き締めた。

 緒方新監督が攻守走の三拍子揃う野間のプレーにほれ込み、獲得にこぎつけた逸材。そうした経緯を踏まえ、背番号は指揮官が87年の入団時から9年間付けた「37」に決まった。「緒方監督は努力して9番を取った。野間も37番からスタートして若い番号を奪って欲しい」と松本有史スカウト。当の本人も意欲満々だ。

 「嬉しい気持ちとプレッシャーの両方がある。緒方監督はリーグを代表する外野手だった。肩と足でアピールし、いずれは自分もリーグを代表する選手になりたい」

 即戦力の誉れ高いルーキーに対し、緒方監督は既に来春キャンプの1軍スタートを明言。大きな期待を感じ取る野間は「開幕1軍は何としてもという気持ち。開幕スタメンを獲るつもりで臨みたい」と力強く語った。 

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