真中野球で初陣1勝 積極走塁、ここぞの犠打、競争歓迎

[ 2014年11月15日 05:30 ]

初陣を終え愛媛の弓岡監督(右)と握手を交わすヤクルト・真中監督

練習試合 ヤクルト4―1四国IL混合

(11月14日 坊っちゃんスタジアム)
 ヤクルト・真中新監督が初の対外試合を白星で飾った。「どんどん課題を克服できている印象」と満足顔。3日のキャンプインから約2週間、肌寒くなった松山で「真中イズム」が見えた。

 (1)積極的な走塁

 1―0の3回無死満塁で川端が左前打。タイミングは微妙だったが、二塁走者の上田も本塁を陥れた。「いい判断で還ってきた」と指揮官。走塁練習に時間を割き「次の塁を狙う」意識をチーム内に徹底させている。

 4―1の7回無死二塁では、松井の投ゴロで二塁走者の藤井が飛び出してアウト。真中監督は「次の塁を狙った上の失敗だから」と責めることはせず、二、三塁間の挟殺プレーに持ち込み、打者走者を二塁に進塁させることができなかったその後の判断を指摘した。

 (2)状況に応じた犠打

 0―0の3回無死一塁では1番・荒木が強攻して左前打。4―1の8回、同じく無死一塁では荒木に犠打のサインを出した。「序盤は犠打をなるべく使わない」。投手陣が課題だけに、序盤は「1点」よりも、積極的に攻める。しかし1点が欲しい終盤は、リードしていても確実に追加点を取りにいく。投手戦などの場合は別だが、犠打の重要性を使い分けている。

 (3)競争意識

 1番・荒木、9番・西浦と正遊撃手の座を狙う若手2人がともに3安打。日本ハムからFA宣言した大引の獲得が濃厚だが、真中監督は「大引君が決まっても、ライバルとして刺激し合えるように」と競争を歓迎した。

 真中監督は13日には都内で成瀬、大引のFA交渉に参加。この日午前中に松山に戻る慌ただしい一日も、幸先のいい幕開けとなった。

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