工藤新監督 熱ケツ塾!「お尻の動きは軸」来季9年目・左腕に力説

[ 2014年11月14日 05:30 ]

山田(右)にアドバイスをする工藤監督

 いきなりの熱血ならぬ「熱ケツ」指導だった。ソフトバンク・工藤公康新監督(51)が13日、宮崎市で行われている秋季キャンプを初視察し、動きに動いた。

 「優勝しているチームだが、足りないところがないわけではない。現状で満足してほしくない、との思いはある」

 早速、ブルペンで指導したのは、同じ左腕で来季9年目を迎える山田。「重心が高い」「(右足は)足全体でつく」「後ろの(ユニホームの)ポケットのボタンを捕手に向けていくように」と、身ぶり手ぶりを交えてフォームの修正を図った。

 1日の就任会見で常勝軍団となるために「エースの摂津君を脅かす存在をつくらなくてはいけない」と力説した指揮官は、さらにはパイプ椅子を持ち出し、椅子に腰掛けるような下半身の使い方、体重移動を教え込んだ。「コマで言うと軸がぶれていれば、強い回転にならない。お尻の動きは軸になる」と工藤監督。山田の場合、踏み出す足が爪先から出ていたため、下半身が安定せずにリリースにまで影響していると一目で見抜いた。しっかり腰を落とし、足裏全体で土をつかませることで、制球の安定化を図ったのだ。

 通算224勝の指揮官からのアドバイスに、山田は時折、尻もちをつきながら悪戦苦闘。それでも「忘れないように、体に刻み込めた」と200球を投げ込んだ。

 筑波大大学院の授業や講演会などの合間を縫っての訪問で次回の視察は未定。この日も滞在8時間でトンボ返りで帰京した。それでも新監督は「打つのは12球団一と言ってもいい打線。あとは投手を中心に守りをつくっていくことができれば、しっかり結果は出ると思う」と、自信を示した。

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