大和、流出備え内野再転向も…高代コーチ太鼓判「ブランク関係ない」

[ 2014年11月13日 08:15 ]

日本シリーズでソフトバンク・明石の中飛をダイビングキャッチする大和

 阪神が海外FA権を行使した鳥谷の流出に備え、大和外野手(27)の内野再転向へ本格的に動き出した。1軍本隊は12日に高知県安芸市で実施中の秋季キャンプへ出発。来季から作戦コーチを兼ねる高代延博内野守備走塁コーチ(60)は大和に今秋から定期的に内野の守備練習を課す方針を示した。

 猛虎の根幹を揺るがす有事にどう備えるのか。危機管理の基本方針が明確になった。高代コーチが今秋キャンプから大和に内野練習を課す考えを明かした。

 「2、3日に一度の割合で(内野練習を)やると思う。鳥谷には残ってほしいけど、現場はいる者でやるしかない。事が起こってから慌てずに対応できるように準備するのは現場としては当然のことだから」

 12年から外野に本格挑戦した大和は今季から登録も外野手となり、広い守備範囲を誇った中堅手として初のゴールデングラブ賞を獲得。日本シリーズでも好守連発で名を売った一方、内野、特に本職だった遊撃の守備力は高卒1年目で1軍キャンプに抜てきされたように高く評価されていた。

 国内6球団や侍ジャパンでコーチを務め、数々の名手を見てきた名伯楽も「いままでノックを打ってきた中でも一番。一級品ではなくて特級品」と認め「あいつにはブランクは関係ない」と言い切った。井端、鳥谷ら名遊撃手を「超えるくらいのものを持っている」とまで話し、期待を寄せた。

 大和本人も外野手転向後も“内野手魂”を胸の奥に秘めてきた。「万が一、春にやることになっても問題がないようにしたい。ノックを受けることは大丈夫でも、実際の試合になればいろいろあると思うので」。11日の大リーグ選抜との一戦では8回から遊撃に就き、さすがに距離感の違いを感じた。必要な準備に労を惜しむ気はない。

 現時点で想定しているのは事前準備ながら、高代コーチは「もしも鳥谷(の流出)がはっきりしたらメニューを(内野手用へ)ガラリと切り替える」とも明言。外野でも内野でも守備陣の中核を任されることだけは揺るぎない事実だ。

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