メッツがカダイアー獲得、13年首位打者 Qオファーは12人全て拒否

[ 2014年11月11日 10:56 ]

 米大リーグのメッツは10日、ロッキーズからフリーエージェント(FA)になっていた外野手カダイアーを2年契約で獲得したと発表した。AP通信によると総額2100万ドル(約24億円)。カダイアーは、FA選手に対して今季所属球団が規定額での1年契約を提示する「クオリファイング・オファー」を受けていたが拒否した。

 カダイアーは35歳の右打者で、2013年に打率3割3分1厘でナ・リーグ首位打者に輝いた。

 規定によりメッツはロッキーズに来年のドラフト会議での指名権を補償する。メッツのリコ・ゼネラルマネジャー(GM)補佐は「打線強化にふさわしい人材。ドラフトの指名権とてんびんに掛けて結論を出した」と説明した。

 「クオリファイング・オファー」制度は、年俸上位125選手の平均額を規定額にしてFA選手に提示する制度。今季の規定額は1530万ドルだった。ジャイアンツのワールドシリーズ制覇に貢献した内野手サンドバルら12選手が提示を受け、全員が拒否した。(共同)

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2014年11月11日のニュース