本来は二塁だけど…侍・山田 一、三塁守った 小久保監督「収穫」

[ 2014年11月11日 07:45 ]

<日本・ソ日連合>9回、一塁の守備に入った山田

壮行試合 日本0―1ソ・日連合

(11月10日 ヤフオクドーム)
 7回の三塁守備から出場したヤクルト・山田が快打で侍デビューを飾った。

 8回2死で白村の高めに浮いた甘い球を引っ張り、三塁手の股間を抜く痛烈な二塁打。「追い込まれていなかったので自分のスイングをしようと思った」と笑みをこぼした。

 今季193安打で日本人右打者の最多安打記録を樹立。投手相手の打席は10月7日のDeNA戦(神宮)以来だが、松山市の秋季キャンプでバットを振り込み、好調を維持した。前夜は楽天勢と食事し「嶋さんの野球に対する思いに感動した」と刺激を受けた。

 9回には一塁の守備にも就き、バント処理もこなした。小久保監督は本来の二塁以外を守ったことも含め「山田が収穫」と名前を挙げて評価した。その上で唯一レギュラーが固まっていない守備位置に一塁を挙げ「山田を使うのか銀次でいくか、中田をファーストに回してレフトに筒香、丸を入れるのか」と選択肢が広がったことを明かした。

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