阪神・関本 FA権行使せず残留へ、19年目の来季も“代打の神様”

[ 2014年11月11日 07:20 ]

阪神の関本

 来季も頼むで!フリーエージェント(FA)権を取得していた阪神・関本賢太郎内野手(36)が、FA宣言せず来季残留することが10日、分かった。

 代打の神様は来季もタテジマに袖を通す。今季は宣言残留した2010年以来、自身2度目となるFA権を取得。シーズン終了後から球団と水面下で残留交渉を重ねてきたが、この日までに大筋で合意した模様だ。関本サイドから球団へ残留の意思を伝えたと見られ、今後は通常の契約更改交渉を行う。

 勝負強い打撃で、今季は何度も見せ場をつくった。打率・260ながら、出塁率は・415をマーク。得点圏打率も・324と、相手チームの厳しいマークを何度もかいくぐった。

 中でも印象深いのが、巨人との戦いだ。4月13日の甲子園では1―1の延長10回に左前サヨナラ打。虎党を歓喜の渦に巻き込むと、きわめつけは7月13日の東京ドームと言える。1―4の7回2死満塁から代打で登場すると、沢村から左中間への逆転満塁本塁打。9回にもダメ押しの中前適時打を放ち、2打数2安打で自己最多タイとなる5打点の活躍を見せた。

 代打の切り札という立場からシーズンでのスタメンは1試合に止まったが、ソフトバンクとの日本シリーズでは三塁手として2試合の先発出場。安定した守備力はチーム随一で、守備固めも難なくこなす。

 球界でもまれなユーティリティーぶりは、チームにとっては欠かせぬ存在。攻守両面で来季も貴重な戦力となる。阪神一筋で迎える19年目のシーズン。10年ぶりV奪回へ全力を尽くす。

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