侍ジャパン ソフ・ハム連合に零敗 日米野球壮行試合飾れず

[ 2014年11月10日 20:48 ]

<日本・ソ日>4回2死、一邪飛に倒れる4番・中田

侍ジャパン壮行試合 侍ジャパン0―1ソフトバンク・日本ハム連合

(11月10日 ヤフオクドーム)
 「2014 SUZUKI 日米野球」(12日開幕)に出場する侍ジャパンは10日、ヤフオクドームでソフトバンク・日本ハム連合との壮行試合に臨み、打線がわずか4安打に抑えられ0―1で敗れた。

 最後まで打線は沈黙したままだった。プロ野球12球団から選出された侍ジャパン。散発のわずか4安打に終わり、まさかの零敗を喫した。

 6回まで出塁は2回に中前打を放った坂本(巨人)の一人だけ。ようやく7回、先頭の菊池(広島)がショート内野安打で出塁したものの、丸(広島)が右飛、4番・中田(日本ハム)が遊飛、内川(ソフトバンク)が三ゴロに打ち取られた。8回にも2死から山田(ヤクルト)が強烈な打球で三塁手・西川(日本ハム)の足元を抜く二塁打を放ったものの、伊藤(オリックス)が遊ゴロに倒れ、この回も得点できなかった。

 9回、先頭の柳田(ソフトバンク)が右中間二塁打で出塁。菊池(広島)の送りバントでこの試合、初めて三塁へ走者を進めた。だが、丸(広島)が一ゴロ、中田(日本ハム)も連合チームの6番手・浦野(日本ハム)の前に力のない二飛に倒れた。

 侍ジャパンの投手陣は2番手の岩田(阪神)が4回、連合チームの江川(ソフトバンク)に左前適時打を許し、これが決勝点となった。ただ、先発・藤浪(阪神)が2回を1安打無失点に抑えるなど、7投手の継投で1失点と上々の仕上がりを見せた。

 侍ジャパンは12日、京セラドームで大リーグ選抜との日米野球第1戦に臨む。

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