オリックス・八木完璧”四者凡退”「後はオファーを待つ」

トライアウトで力投するオリックス・八木

１２球団合同トライアウト

オリックスの八木は元西武の星、ヤクルト・又野、ロッテ・神戸、中日・田中と対戦し、三振、投ゴロ、遊ゴロ、遊飛に抑えた。

　完璧な投球を披露し、報道陣の前に姿を見せると「あ～疲れた」としゃがみこんだ八木。直球は最速１４０キロをマークし、スライダーの制球も申し分なく「スライダーと真っ直ぐだけでしたけど、左にも右にもいい低さから投げられた」と満足気に振り返った。

　オリックスに移籍後は２年間でわずか２登板にとどまったものの、ルーキーイヤーに１２勝を挙げ新人王を獲得するなど先発で実績を残している。「気持ちを入れて投げられた。後はオファーを待つという感じですね」と先を見据えた。