衝撃の世界デビュー!阪神ドラ1横山 21Uワールド杯で9人8K斬り

[ 2014年11月8日 05:30 ]

<オーストラリア・日本>力投する横山

第1回IBAF21Uワールドカップ・1次ラウンドB組 日本9―7オーストラリア

(11月7日 台湾・台中)
 第1回IBAF21Uワールドカップが開幕し、1次ラウンドB組の侍ジャパン21Uはオーストラリアに逆転勝ち。阪神からドラフト1位で指名された左腕・横山雄哉投手(20=新日鉄住金鹿島)が1点を追う6回から登板し、3イニングで5連続を含む8奪三振の完全投球。圧巻の奪三振ショーで、プロ入り前に「世界1勝」を挙げた。

 衝撃世界デビューだ。横山は最速146キロの速球と鋭い変化球で次々に三振の山を築いた。6―7の6回から救援し、3者三振に斬ると、8回まで投げて打者9人から5連続を含む8奪三振。唯一、前に飛んだ打球は7回先頭打者の力ない二ゴロだった。

 「2ストライクになったら三振を取れる自信はありましたね。直球が、ボール1個分低めから伸びていく感じはあった。球の質が良かった」

 相手のオーストラリアはメジャー球団傘下の1Aの選手で構成していたが、今季日本ハムで8勝を挙げた先発の中村は、5点リードを守れずに4回途中6失点でKOされていた。その相手を完全にねじ伏せた。打線が9回に3点を挙げて逆転勝利。流れをつくったのは、紛れもなく横山だ。

 当初は11日のニカラグア戦の先発が予定されていた。流れを変えるために来季、同じユニホームを着る若き左腕をあえて投入した平田監督は「(11日まで)中3日になってしまうけど、球数も少なかったから3イニングいってもらった。大したもんだよ!」と最大級の賛辞。オーストラリアの「メジャー予備軍」の情報収集が目的だったレンジャーズのスカウト陣も「変化球の曲がりが遅いから打者は戸惑う。きょうみたいな直球の切れがあれば、日本のプロ野球でもやっていけるはずだよ」と驚きを隠せなかった。

 白星も転がり込み、阪神入団前の世界1勝。「8奪三振は出来過ぎ」。人生初の台湾で、横山が評価をグッと上げた。

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