楽天・内田 “左右間”二塁打 8人紅白戦で高卒新人が存在感

[ 2014年11月8日 05:30 ]

倉敷マスカットスタジアムで打撃練習する楽天・内田

 楽天の高卒新人の内田が倉敷秋季キャンプの紅白戦で2安打2打点。将来の4番候補でもある右の長距離砲は「もっと自信を持って打席に入れるように練習していきたいです」と目を輝かせた。

 選手が監督を務め「8対8」の変則ルール。白組の4回守備から途中出場し、5回1死二塁で打席に入った。8人守備で両軍ともに中堅が不在で、外野手は左中間と右中間に2人。「直球をセンターに打ち返そうと思った」。狙い通りの痛烈なライナーが「左右間」を破り、適時二塁打となった。6回も左前適時打。大久保監督も「成長していると思う」と評した。

 福島出身で常総学院からドラフト2位で入団した今季は7試合に出場。10月4日のオリックス戦(コボスタ宮城)では三塁内野安打ながらプロ初安打も記録した。19歳ながら身長1メートル85、体重88キロ。まずは1軍定着を目指し、地道に汗を流す。

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