直電アタックも…西武、中島獲り長期化 米国残留の可能性も

[ 2014年11月7日 06:45 ]

アスレチックスからFAとなった中島

 「直電」でアタックをかけた。秋季キャンプ初日の6日、前日からキャンプ地の宮崎県日南市入りしていた西武・鈴木葉留彦球団本部長(63)は「けさ、電話しました。条件も提示しました」と、アスレチックスからFAとなった中島と電話で入団交渉したことを明かした。

 電話交渉は約20分。阪神など複数球団による争奪戦が予想される中、勝負強い打撃で04、08年と2度の日本一に貢献した中島に「直電」で最大限の誠意を見せた形だ。3年契約で総額8億円以上、「3番・三塁」での起用、さらに引退までの雇用、背番号3などの条件を提示したもよう。このラブコールに対して、中島は「西武に対する(感謝の)気持ちは変わっていません」と古巣への思いを述べ、同時に通算2000安打への強いこだわりも示したという。西武在籍12年間で通算1380安打を記録しており、あと620本としている。

 一方で、中島は「1対9でアメリカという選択肢もあります」とわずかながらも米国残留の可能性も示したという。12年オフに移籍した中島だが、2年間でメジャー出場の夢は果たせなかった。「僕の中では海を渡ってまだ2年。まだこの先も(米国で)やりたい気持ちがないわけではない」とも話しており、今後は代理人が日米両国の球団と交渉を進めていく。

 鈴木本部長は「代理人が付くと、本人の意思以上のものが働くことがある。交渉は長期化すると思う。12月いっぱいかな」とした上で、「それでも“マネーゲームには参加しない”というスタンスは変えない」との姿勢を示した。「うちはOBとして、本人と話をしていきたい。戻ってきてくれと」。古巣という利点を最大限に生かして交渉を進めていく。

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