大引、ハムと決別FA宣言「“来年も”と言葉をもらえなかった」

[ 2014年11月7日 07:30 ]

唇をかみながらFA宣言した大引

 日本ハム・大引啓次内野手(30)が、今季取得した国内FA権行使を表明した。

 千葉県鎌ケ谷市内の球団施設で会見した大引は「フロントからは熱心に引き留めていただいたが、現場から“来年も一緒にやろう”という言葉をもらえなかった。一度、栗山監督と話ができればよかったけど…」と、怒りを必死に抑えた口調で理由を説明した。

 事実上の決別宣言だった。日本ハムは宣言後の残留を認めているが、「(残留の可能性は)限りなく少ない」ときっぱり。主将を任された移籍2年目の今季は、プロ8年目で自己最多の132試合に出場。堅実な守備に加え、得点圏打率・312の勝負強さを誇った。だが、「自分の中で不安や不満があった」。今季、チームでは中島や近藤ら若手内野手が台頭。CSは全9試合スタメン出場しながら6試合で途中交代。起用法に加え、球団がOBで同じ内野手の田中賢介(前レンジャーズ)の獲得調査に乗り出していることにも不信感を募らせ、「このままキャプテンとして戦うことは失礼。このユニホームを着て来季を戦う情熱が薄れている」と複雑な心境を吐露した。

 今後については「高く評価してもらえる球団を探したい」。すでにヤクルト、楽天が獲得に興味を示す中、早くから調査に乗り出しているヤクルトに移籍することが決定的。「一つの分岐点。これが野球人生で最初で最後のチャンスかもしれない」と話した。

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