鳥谷が極秘渡米!ブルージェイズ浮上、代理人選定へ

[ 2014年11月7日 06:00 ]

極秘渡米していることがわかった鳥谷

 海外フリーエージェント(FA)権を行使する意思を固めている阪神・鳥谷敬内野手(33)が極秘渡米したことが6日、分かった。現地には約2週間の滞在予定で、代理人の選定作業や環境面などをチェック。ブルージェイズが今オフの補強選手としてリストアップしていることも明らかになった。

 メジャー移籍へ向けた本気度が、ひしひしと伝わってくる。海外FA権を行使する意思を固めている鳥谷。日本シリーズ終了後からその動向が注目を集めていたが、この日に極秘で渡米した。

 米国での滞在期間は約2週間で、慌ただしい日々を過ごすことになりそうだ。現時点でメジャー各球団との交渉を手がける代理人は未定。スコット・ボラス氏をはじめとする候補者の中から面談→選定作業を進めていくもようだ。

 ここ数年は日本人野手がメジャーで思うような結果を残せておらず、市場は徐々に冷え込んでいた。そのため、鳥谷も2012年に海外FA権を取得した後も権利を行使することなく、単年契約で阪神へ残留。大リーグ移籍は厳しいとの見方もあったが、今年になって風向きが変わった。

 シーズン中には数十試合にわたり、ロイヤルズが鳥谷を視察。加えてこの日までに、ブルージェイズの補強リストに入っていることが新たに判明した。ブ軍には今季141試合に先発した不動の遊撃手レイエスがいるが、正二塁手が不在。最多の49試合に先発した川崎はFAに。次いで多い45試合に先発した26歳のゴーインズが1番手だが、今季打率・188、1本塁打と貧打が深刻。左膝手術で今季11試合の出場にとどまった34歳の万能ベテラン・イズタリスが代役で二塁を守る可能性もある状況だ。また二遊間、特に二塁手に不安を抱えているチームも多く、ヤンキース、アスレチックス、ブレーブス、ナショナルズなどが挙げられる。

 米ヤフースポーツは3日付で、今オフのFA選手ランキングを掲載した。鳥谷は全体の90位にランクイン。「打席では辛抱強く、33歳でも遊撃手としての守備をこなす。ただ西岡、中島の失敗の後、大リーグ球団は日本人内野手の獲得には用心深くなっている」との寸評が付けられる一方で、今オフは二遊間のFA選手が少なく「売り手市場」となっている。米国滞在中には各球団の施設、住居の環境などもリサーチする予定。早大時代から憧れ続けたメジャー挑戦。長年の思いは、着実に形となりつつある。

 ▽トロント・ブルージェイズ 1977年創設。地区優勝5度。リーグ優勝、ワールドシリーズ制覇は2回(92、93年)。今季は83勝79敗でア・リーグ東地区3位。ジョン・ギボンズ監督。カナダ・トロントにある本拠は可動式屋根付きのロジャーズ・センター(人工芝、4万5100人収容)。07年に大家が初の日本選手として所属し、今季は川崎と大家(マイナー契約で開幕前に自由契約)が所属した。

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