浜中2軍打撃コーチ 4番育てる!中谷、一二三、陽川“指名”

[ 2014年11月7日 05:30 ]

2軍打撃コーチに就任が決まった浜中氏は会見で晴れやかな表情

 阪神は6日、来季の2軍コーチとして、浜中治打撃コーチ(36)藤本敦士内野守備走塁コーチ(37)香田勲男投手コーチ(49)の就任を発表した。3氏は兵庫県西宮市の球団事務所で入団会見。浜中コーチは現役時代に猛虎の4番を張った経験を糧に、伸び悩む中谷、一二三、陽川らの名前を挙げて長距離砲へと育てる決意を示した。

 指導目標は明確だった。2003、05年のセ・リーグ優勝を知る男が、07年オフのオリックス移籍以来7年ぶりとなる阪神復帰。球団が用意したポストは2軍打撃コーチだ。浜中氏は入団会見での所信表明で、若手数名の個人名を挙げて徹底指導する決意を示した。

 「(評論家時代から)ずっと言ってきていますけど、中谷は入団当初から気にかけていた選手。能力は素晴らしい。一二三にしても、陽川にしても右の長距離砲として(実力を)伸ばしたい」

 大砲の育成に力を注ぐ…という誓い。特に来季で入団5年目を迎える中谷、一二三に加えて2年目の陽川らを強化指定選手に指名した。注目する中谷は本来の持ち味が影を潜める。今季もウエスタン・リーグで93試合に出場して打率・190、7本塁打に止まった。

 掲げた課題は、スイング力の向上だ。「ソフトバンクやオリックスの選手のスイングは力強い。とにかく、振る力を付けないといけない」。さらには、「いいところを伸ばしてあげたい」と選手個人が持つ長所を伸ばす指導方針を表明した。

 自身は、阪神で岡田彰布氏の指導に強い影響を受けたという。「いいところを伸ばす指導。三振を恐れたらダメ。その教えは最後まで頭に残っている」。高卒入団当初から、2軍監督だった岡田氏にファームの4番に据えられ、打力に磨きをかけた。03年、24歳の若さにして1軍の開幕4番を任されるまでになった。

 「2軍の(今季の)チーム打率・240は低い数字だと思うので、何とか変えたい。来年2月には見本を見せられるぐらいにしたい。まだ36歳。選手と一緒になって体を動かしたい」

 手本を見せるため、現役時代に使用していたバットで自身も打撃練習を敢行する考えだ。ファームで指導にあたる掛布DCともすでに電話でコミュニケーションを図っている。自身が座った03年以来の「生え抜きの開幕4番」育成へ、若トラに打撃の極意を伝授する。

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