FA権行使せず残留表明も…炭谷 1年契約で来季以降に含み

[ 2014年11月2日 05:30 ]

栗山(左)に「FAするの?」と突っ込まれ、苦笑いする炭谷

 西武・炭谷は今季取得した国内FA権を行使せず、来季は残留することを表明した。西武第2球場での練習後「最後まで悩みました。まだ一年通して僕がマスクをかぶって優勝できていない。優勝したいという気持ちが強かった」と理由を説明した。

 これまでに球団側と2度交渉を行い、この日に残留の意思を伝えた。西武一筋で来季が10年目となる。ただ1年契約で、来季以降にFA権行使による他球団移籍の可能性に含みを残した。今季は125試合に出場して打率.202ながら、12球団トップの盗塁阻止率.444を記録。しかし、シーズン終盤は新人捕手・森を育成するチーム方針もあり、9月以降の29試合は12試合の先発出場にとどまったが、「野球選手である以上、一年一年が勝負なのは当たり前。死ぬ気で頑張る」と正捕手死守に決意を新たにした。

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