全力慰留へ…阪神球団社長 鳥谷の海外FA行使意向認める

[ 2014年11月1日 05:30 ]

福岡空港から帰路につく鳥谷

 阪神の南信男球団社長(59)は31日、鳥谷敬内野手(33)が今オフに海外FA権を行使する意向であることを認めた。すでに鳥谷は球団側に、12年に取得した権利を行使する意思を通達している。南社長は大黒柱の流出阻止へ向けて、全力で慰留に努める方針を示した。

 「そういう(権利行使の)話があったことは聞いている。慰留が最優先で、焦点になる。それ(残留)が理想。全力で慰留します」

 日本シリーズに敗退し、来季の日本一成就に挑むチーム。再出発を前に、鳥谷の流出危機という今オフ最大の有事が浮き彫りとなった。チーム編成を考える上で背番号1は必要不可欠な存在だ。球界を見渡しても代わりのいない不動の遊撃手。和田監督もキャプテンの去就には素早く反応した。

 「仮定の話はしたくないけど、トリ(鳥谷)を中心としたチームづくりをやっているからね。権利でもあるし、いろいろな話を聞いた上で残ってくれるのが一番」

 FA宣言が決定的な現状を把握しているだけに、権利を行使しての残留を熱望する。交渉の窓口となる高野球団本部長は「FAは本人の権利ですから。本人主導で」と受け身の状況であることを強調し、鳥谷自身は「これからゆっくり考えます」と話すにとどめた。移籍か、残留か―。今後の動向が注目される。 

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