上原 40歳2年契約20億円 ベテラン救援投手史上3位の高額

[ 2014年11月1日 05:30 ]

レッドソックスの上原

 レッドソックスは30日(日本時間31日)、上原浩治投手(39)と2016年までの2シーズン契約を延長したと発表した。総額1800万ドル(約19億9800万円)で、40歳シーズン以降の救援投手が結ぶ複数年契約としては大リーグ史上3番目の大型契約。昨年のワールドシリーズ制覇の立役者となった右腕が、不惑を迎えてもフル回転する。

 ワールドシリーズ終了翌日という早期決着。しかも、フル稼働を強いられる救援投手で、極めて異例の大型契約を勝ち取った。上原はこの日、自身のブログで「この年齢で2年(契約)を取れたことは本当にありがたいこと。いい契約をしたんだから結果を出さないとね」と喜びとともに、代理人やファンへ感謝をつづった。総額約20億円に達する2年契約。大リーグ関係者によれば、2週間ほど前に正式な再契約のオファーが届き、交渉を重ねてきた。

 選手契約などを紹介するサイト「コッツ・ベースボール・コントラクト」によれば、40歳シーズン以降で上原を上回る契約は2人だけ。歴代最多652セーブを挙げた元ヤンキースのリベラの41、42歳の11、12年に総額3000万ドル(約33億3000万円)と、現役最多376セーブのタイガースのネーサンが40、41歳の14、15年に結んだ総額1900万ドル(約21億900万円)だ。メジャーを代表する守護神に肩を並べた形となった。

 上原がレ軍に高く評価された点は、抑えに転向してから大きな故障がないことと、年齢による球威の衰えに影響されない投球スタイルであること。ベン・チェリントンGMは地元紙の取材に「彼はうちに来る前から安定した成績を残している。今後続けられない理由は見つからない」と誇らしげに語り、「うちのオフシーズンにとって(上原との再契約が)重要な一歩目」と付け加えた。

 上原は親しい関係者に「日本でも大リーグでも10年間プレーすることが目標」と語っているという。尊敬する巨人時代の先輩・松井秀喜氏に並ぶ数字。日本での10年に加え、今回の契約で米国8年目までが保証される。大きな目標に向けて、まずは今季地区最下位に沈んだチームの巻き返しに尽力する。

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