阪神1軍ヘッドに“キーマン”平田2軍監督、来季コーチ陣固まる

[ 2014年10月31日 09:25 ]

阪神の平田2軍監督

 阪神の来季1、2軍コーチングスタッフの大枠が固まった。要職である1軍ヘッドコーチに平田勝男2軍監督(55)が就任し後任2軍監督には古屋英夫2軍チーフ打撃コーチ(59)が昇格する。

 また2軍内野守備走塁コーチにOBの藤本敦士氏(37)が就任することが分かった。同打撃コーチに就任する浜中治氏(36)、同投手コーチに就く香田勲男氏(49)とともに、チーム力底上げを図る。

 平田新ヘッドは04、05年にもヘッドコーチを務め、6年間にわたって、2軍監督も務めた。経験は豊富。さらに11月7日から台湾で開催される21Uワールドカップで日本代表監督の重責を担うなど、その手腕もチーム内外から高い評価を受ける。球団関係者も「経験が豊富だし、チームをまとめあげる能力がある」と話す。4年目を迎える和田政権のキーマンとなりそうだ。

 黒田ヘッドコーチと吉竹野手総合コーチが今季限りで退任する。両コーチ以外は基本的に留任の方針。現2軍スタッフでは、風岡内野守備走塁コーチの1軍昇格が濃厚で、すでに湯舟投手コーチの退団は発表となっている。

続きを表示

2014年10月31日のニュース