長嶋+原背番号 巨人、ドラ1岡本に指名あいさつで「38」提示

[ 2014年10月29日 05:30 ]

原監督からのメッセージ入り色紙を贈られた岡本

 巨人からドラフト1位指名された智弁学園・岡本和真内野手(18)が28日、奈良県五條市の同校で原沢敦球団代表兼GMらから指名あいさつを受け、背番号「38」を提示された。

 今春のセンバツで大会タイ記録の1試合2本塁打を放つなど、高校通算73発をマークした18歳は「偉大な2人の番号が自分の背中に入るのは凄い。将来は4番を打てるような選手になりたい」と感激した。

 原監督の発案だ。かつて長嶋茂雄終身名誉監督が背負った「3」と、指揮官の「8」を組み合わせた背番号で、両雄が歩んできた栄光の「4番・サード」を目指してほしいという願いが込められている。「金の卵。これが原点、スタートになればいい」と説明した。

 入団後は指揮官から英才教育を施される。この日も「岡本和真君 歴史を変えよう!待ってます!」と直筆で記したサイン色紙もプレゼントされ、「その気持ちに応えられるように頑張りたい」と表情を引き締めた。

 最近は村田や長野ら、巨人選手の動画を見るようになった。「ここから始まっていく。しっかりと気を引き締めてやっていきたい」。未来の4番候補は強い覚悟をにじませた。

 ▼巨人・原沢代表兼GM 思っていたよりもおとなしくて真面目な印象。将来のクリーンアップ候補として期待している。

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