イシカワの“記念球”を手にしたファンが始球式に登場

[ 2014年10月25日 17:17 ]

ワールドシリーズ第3戦前に始球式を行うジャイアンツファンのフランク・バーク氏 (AP)

ワールドシリーズ第3戦 ジャイアンツ2―3ロイヤルズ

(10月24日 サンフランシスコ)
 16日のナ・リーグ優勝決定シリーズ第5戦でトラビス・イシカワの劇的なサヨナラホームランによってワールドシリーズ出場を決めたジャイアンツ。そのホームランボールを手にしたジャイアンツファンのフランク・バーク氏がワールドシリーズ第3戦前のセレモニアルピッチに登場し、場内が大きく沸いた。

 ジャイアンツはイシカワが放った“記念のボール”の返却をファンに望んでいたが、そのボールを手にしていたバーク氏は球団の要望を快諾。クラブハウスに招かれたバーク氏はイシカワ本人に直接ボールを返却し、代わりにイシカワのサイン入りバットとワールドシリーズ第3戦でセレモニアルピッチを行う名誉を得た。

 「ジャイアンツファンのコレクションになるものだと思っていたボールが自分の手元に返ってきた。本当に感謝している」というイシカワとともに登場したバーク氏は捕手役を務めたそのイシカワに見事なストライク投球。その後、両者はがっちりと握手をし、抱擁を交わした。

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