高橋由 兼任コーチ正式受諾 将来の監督候補「想定していなかったこと 迷った」

[ 2014年10月25日 14:39 ]

2月の宮崎キャンプで話す(左から)高橋由、原監督

 巨人は25日、高橋由伸外野手(39)が来季、選手兼任打撃コーチを務めると発表

した。球団では89、90年の加藤初(投手兼任)以来、25年ぶりの兼任コーチ誕生となる。秋季キャンプは選手専任で参加し、来年の春季キャンプから兼任コーチとして臨む予定だ。

 高橋由はこの日、川崎市のジャイアンツ球場で外野ノックやフリー打撃などで汗を流した後、報道陣の取材に応じ「一番想定していなかったことなので迷いとかいろんなことがあったけど、受けることにした。自分にとって本当に良い勉強になると思っている。(球団の期待は)指導者としての第1歩というのが大きなところだと思う。不安もあるけど頑張りたい」と話した。

 高橋由は今季72試合に出場し、打率・286、6本塁打、29打点の成績を残した。代打としてシーズンの球団記録にあと1に迫る代打通算17打点を記録するなど衰えていない。9月2日に右手中指伸筋腱(しんきんけん)脱臼の修復手術を受け、ジャイアンツ球場で懸命にリハビリを行い、すでにフリー打撃ができるまでに回復している。球団は6日のレギュラーシーズン終了後、高橋由に水面下で打診。高橋由は熟慮の末、プロ18年目の来季は二足のわらじで臨むことを決断した。

 球団は高橋由の選手としての実力と実績を評価する一方、将来的な監督候補としても期待を寄せている。過去には長嶋茂雄(巨人軍終身名誉監督)が72年から3年間、兼任打撃コーチを務め、王貞治(ソフトバンク球団会長)も76年から5年にわたって兼任コーチを担った。高橋由も偉大な「ON」と同じ道を歩むことになる。「まずはプレーヤーとしての気持ちは強く持っている。まだまだ選手として頑張りたい気持ちがあるので、しっかりプレーできるようにまずはケガを治したい」と来季は選手に軸足を置きながら、2度目のリーグ3連覇や09年のWBCで世界一連覇に導いた原監督の手腕を間近で学び、指者としての経験も合わせて積んでいく。

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