ジャイアンツ サンドバルがあの“レジェンド”を超えた!

[ 2014年10月22日 21:04 ]

ジャイアンツのパブロ・サンドバル (AP)

ワールドシリーズ第1戦 ジャイアンツ7―1ロイヤルズ

(10月21日 カンザスシティー)
 ジャイアンツのパブロ・サンドバル内野手(28)が21日にカンザスシティー行われたワールドシリーズ第1戦で2安打2打点と大活躍。これでサンドバルは通算でのポストシーズンの打率を3割2分8厘として、あのベーブ・ルースを抜いて歴代9位に躍り出た。

 「得点を挙げられるかどうか不安な部分もあったが、チームメートがしっかりと自分の仕事をしてくれたね」と10安打7得点での勝利にご機嫌のサンドバル。その大量点の口火を切ったのは自身のバットだった。

 初回、2本のヒットで1死一、三塁とすると、ロイヤルズ先発のシールズからサンドバルが右翼線への適時打で先制。続くペンスが中越えの2ランを放ち、いきなり3点を奪うと、4回にも2点を追加。終盤の7回には再びサンドバルの左前適時打で試合にダメを押した。

 また、この試合でサンドバルはポストシーズンでの連続出塁試合を24にまで伸ばし、タイガースのカブレラが持つ31戦連続出塁にあと7と迫った。

 メジャー7年目のサンドバルはこれまでレギュラーシーズン通算で打率2割9分4厘、106本塁打という記録を残しているが、ポストシーズンでは通算33試合で打率3割2分8厘、6本塁打とめっぽう強い。

 「練習を重ねて、ベストを尽くす。しっかりと自分の仕事をするだけだよ」。第2戦以降もサンドバルの打席から目が離せない。

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2014年10月22日のニュース