ロイヤルズ エースの乱調で大事な初戦落とす「力み過ぎた」

[ 2014年10月22日 18:01 ]

ロイヤルズのジェームズ・シールズ投手 (AP)

ワールドシリーズ第1戦 ロイヤルズ1―7ジャイアンツ

(10月21日 カンザスシティー)
 ロイヤルズがエースであるジェームス・シールズ投手(32)の乱調でワールドシーリーズ第1戦を落とした。

 重要な試合に強いことから“ビッグゲーム・ジェームズ”と呼ばれるシールズだが、「試合の間隔は空いたが、ブルペンでの調整はうまくいった」とア・リーグ優勝決定シリーズ第1戦以来、11日ぶりとなるこの日のマウンドではそのニックネーム通りにはいかなかった。

 シールズは初回、ブランコとポージーのヒットで1死一、三塁とされると、サンドバルに中越えへの一発を浴びていきなり3点をジャイアンツに献上。4回には無死一、三塁と再びピンチを招き、モースに中前への適時打を許したところでマウンドを降りた。

 ストレートの制球に苦しんで3回0/3、7安打5失点とエースの役割を果たせなかったシールズは「ちょっと力み過ぎたのかもしれない。相手打線を圧倒するという自分の仕事ができなかった」と唇をかんだ。

 エースで大事な第1戦を落とし、ポストシーズンの連勝も8で止まったロイヤルズだが、ヨースト監督は「彼は問題点をしっかり修正できる素晴らしい投手。きょうはこれまでに見せてくれた投球ができなかったが、次の登板ではきっと我々の期待に応えてくれるだろう」とシールズへの変わらぬ信頼を寄せていた。

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2014年10月22日のニュース