巨人 DeNAグリエル獲得調査へ FAのオリ金子も注視

[ 2014年10月19日 05:30 ]

巨人が獲得に向け調査を行うグリエル

 巨人が、今季DeNAでプレーしたユリエスキ・グリエル内野手(30)の獲得に向けて調査を行うことが18日、分かった。

 球団関係者は「キューバに帰国した後の動向を見ていくことになるだろう」と話した。ロッテのアルフレド・デスパイネ外野手(28)も並行して調査する。

 キューバの至宝と言われるグリエルは、今季打率.305、11本塁打、30打点と活躍し、特に巨人戦は、打率.421と爆発。打率.194、6本塁打、18打点と不本意な成績に終わった34歳のセペダも球団は残留させる方針。長くキューバの代表選手を務め、尊敬するセペダの存在もグリエルの移籍を後押しする可能性はある。キューバ政府の派遣方針や、グリエルの年俸を含めた条件も含め、慎重に動向を見極めることになる。

 また、投手では今年8月に国内フリーエージェント(FA)の資格を取得したオリックス・金子千尋投手(30)も注視。今季16勝5敗、防御率1.98で2冠を獲得した金子がFA宣言した場合、他球団との争奪戦に発展する可能性がある。

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2014年10月19日のニュース