カージナルス大逆転で先勝!ド軍カーショーを攻略、7回一挙8点

[ 2014年10月4日 13:05 ]

ドジャース戦の7回、試合をひっくり返す走者一掃の中越え二塁打を放ったカージナルスのカーペンター。ドジャースのカーペンターは座り込む(AP)

ナ・リーグ地区シリーズ第1戦 カージナルス10―9ドジャース

(10月3日 ロサンゼルス)
 米大リーグのプレーオフ、ナ・リーグの地区シリーズ(5回戦制)第1戦が3日(日本時間4日)に行われ、カージナルス(中地区優勝)は7回に一挙8点を挙げてドジャース(西地区優勝)に10―9で逆転勝ちした。

 カージナルスは今季20勝を挙げた先発のウェインライトが5回途中で11安打を浴び、6失点を喫する誤算。それでも1―6の6回にカーペンターの中越えソロ本塁打で1点を返すと、7回には先頭のホリデーからの3連打で無死満塁とし、アダムス、ジェイの適時打で4―6と反撃。なお2死満塁からカーペンターが走者一掃の中越え二塁打を放って7―6と逆転し、ド軍エース・カーショーをKOした。なお2死一、二塁からホリデーが2番手バイエズから試合を決定づける3点本塁打。結局この回、打者11人、7安打の猛攻で8点を挙げて10―6と試合をひっくり返した。

 カージナルスは10―8と2点リードで迎えた9回、8番手のローゼンタールが連打を浴びて1点差に迫られたが、後続を断って逃げ切った。

 ▼カージナルス・マシーニー監督の話(7回の集中攻撃は)選手たちが自分で決めようとせず、誰かが必ず価値ある安打を打つと信じて与えられた役割を遂行した。相手がタフな投手なのは分かっていたが、みんなが一致団結してくれた。

 ▼ドジャース・マッティングリー監督の話(7回に崩れたカーショーは)疲れが出たのかもしれないが(マウンド上での)彼の表情、受け答えは自信に満ちあふれていた。あの場面で交代させるのは難しいし(続投は)簡単な決断だった。

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2014年10月4日のニュース