筒梶初アベック弾!DeNA 巨人戦9年ぶり勝ち越し

[ 2014年10月4日 05:30 ]

<巨・D>9年ぶりの巨人戦勝ち越しを決め、笑顔で声援に応えるDeNA・中畑監督

セ・リーグ DeNA6-3巨人

(10月3日 東京D)
 筒香が6回にバックスクリーンへ逆転21号3ランを叩き込めば、9回に代打で登場した梶谷が右中間スタンド上の壁にぶち当てる16号ダメ押し2ラン。TK初アベック弾で、DeNAはこのカード13勝10敗とし、9年ぶりの巨人戦勝ち越しを決めた。

 「勝ち越したねえ。真の4番になれるという一発だったな」。続投決定一夜明けの中畑監督が絶賛したのは筒香だ。試合前の時点で打率・301。残り試合を休めば大台をキープできる。「どうする?」と聞いたら「最後まで出ます」。2打席凡退して・299で迎えた打席での一発だった。「感触はよかったです」と会心の一発も三塁手前で転びそうになったのはご愛きょうだ。

 一方の梶谷は「ごっちゃんボールでした」。14連戦の11試合目だったが、スタメンを外れ体が切れての豪快な一発。100万円相当の賞品が出る看板を直撃したつもりで「現金がいいな」と話していたら東京ドーム側は「フレームに当たりましたので残念ながら…」。札束は幻に終わった。

 それでも指揮官が「片方が打つともう片方が打たないんだ」と嘆いていた2人の競演で快勝。残り3試合2勝すれば、4位に浮上できる。

 ▼DeNA・三嶋(4月25日以来の先発で5回3失点ながら今季初勝利)情けない1勝だけど、この1勝をきっかけに少しでも前に進みたい。

 ▼DeNA・三上(9回を無失点に抑え、史上5人目となる新人20セーブ達成)つないで(セーブの)シチュエーションをつくってくれた投手、チームに感謝します。

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2014年10月4日のニュース