猛コイ主役だ!20歳鈴木誠 プロ1号が先頭弾…しかも4安打

[ 2014年9月26日 05:30 ]

<ヤ・広>ヒーローインタビューを終えスタンドのファンに両手を振る鈴木誠

セ・リーグ 広島9―1ヤクルト

(9月25日 神宮)
 15安打9点をたたきだした広島の猛攻撃の主役は「1番・右翼」で先発した2年目の鈴木誠だ。

 初回、石川の初球をとらえた一撃は右翼席へ。先頭打者弾がプロ初アーチの快挙は球団史上6人目。それがプレーボール本塁打となるとセ・リーグ初。この一打が初回4得点の口火を切った。「入るとは思わなかった。あれから4点が入ってよかった」。2回には内野安打、6回には左翼線二塁打でプロ初猛打賞。7回の第5打席で打球は左中間を破ったものの、二塁で止まり、サイクル安打の夢は消えた。「(サイクルは)考えていないです」と初々しい鈴木に、野村監督も「いい働きをしてくれた」と喜んだ。

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