落合氏 ロッテ来季1軍投手コーチ就任へ 理論派に再建託す

[ 2014年9月26日 05:30 ]

ロッテが来季投手コーチを要請する落合英二氏。韓国サムスンで3年間コーチを務めた

 ロッテが、来季の1軍投手コーチに、元中日の落合英二氏(45=評論家)を招へいすることが25日、分かった。2010年から3年間、韓国サムスンで投手コーチを務めた理論派に、2年連続で防御率が4点台のロッテ投手陣の再建を託す。

 関係者によると、球団は既に就任要請をしており、現在は条件面など細部の詰めを行っている段階だという。同氏は06年に現役を引退し、10年から中日時代の同僚だった宣銅烈(ソンドンヨル)が監督を務めていた縁で、韓国サムスンの投手コーチに就任し、3年間のコーチ生活で呉昇桓(オスンファン)(阪神)らを指導。投手起用の全権を託されるまでに投手力を飛躍的に引き上げ、11年のアジアシリーズではソフトバンクを下し、初めて韓国に栄冠をもたらした。球団関係者は「理論的で熱血漢。球界内でも人望があり、コーチを任せるにはうってつけの人材」と説明。さらに、同時期に韓国斗山でコーチを務めていた伊東監督も落合氏の指導力を高く評価している。

 ロッテは今季、昨季まで2軍投手コーチを務めていた川越投手コーチを1軍のブルペン担当に配置転換。5月には1軍でベンチ担当だった川崎投手コーチと川越コーチを入れ替えるなどテコ入れした。だが、その後も涌井(7勝)、唐川(3勝)、藤岡(6勝)らが結果を残せず、先発ローテーション投手の不調がチーム低迷の最大要因となっていた。「このままでいいとは思っていない。手を打たなければ」と山室晋也社長。来季の巻き返しに向けて、投手コーチの強化が急務となっていた。

 10月上旬にも就任が正式発表される見込みで、来季ロッテの投手陣再編は落合氏の手腕に託される。

 ◆落合 英二(おちあい・えいじ)1969年(昭44)7月25日、栃木県生まれの45歳。作新学院から日大に進み、91年ドラフト1位で中日に入団。中継ぎとして活躍し、98年に最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得。2006年シーズン限りで現役引退。その後は解説者を務め、10年に韓国サムスンの投手コーチに就任。プロ14年間で463試合、37勝45敗24セーブ、防御率3・29。右投げ右打ち。

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